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Rijikai-Gyoumu2019.docカールスルーエ日本語学校、会員の皆様へ
総会まであと数日を残すことになりましたが、残念ながら次期理事会がまだ決まっておりません。現在、総務に桐田さん、シンドラーさん、会計にシュルターさんが立候補してくれていますが、会計にもう一人、そして副理事、理事長はまだ決まっておりません。
私は副理事3年、理事長2年と合計5年間、カールスルーエ日本語学校のため、理事会に従事してきました。初めの方は、下の子も小さく、そして夫の単身赴任もあり大変な仕事ではありましたが、他のやる気にあふれた理事の方と協力して、このカールスルーエ日本語学校をより良い学校へ導くためにと他の保護者の皆様と努力していくことには、やりがいを感じましたし、つらいこともありましたが、楽しかった思い出も多く、また同じ苦労をした理事の皆さんと一緒に仕事をできたことは、ここ日本から遠いドイツにおいて、貴重な体験でした。
そして私の子供たち二人がのびのびと日本語を習得してくれていることに、今までのカールスルーエ日本語学校の築いてきた過去の理事の皆様に深い感謝をしています。
次期理事長に立候補しない理由は、決して理事の仕事が嫌になったわけではなく、個人的なことですが、私の父の健康に起因しています。父は実は3年前から食道癌を患っており、その時から放射線治療などのため、入退院を繰り返していました。発見当時からもう手術も不可能なほどで、良くなることはありません。今年に入り、ベットに寝たきりになり、私も私の家族もあとどれだけの時間が残されているのか、を毎日数える日々です。私が遠くにいるため、一人で看護を続ける母を支えるため、日々電話をしたり、励ましたりする日が続いています。きっと、ここ一年、二年で父の命は終わるでしょう。それまでは私の日本の家族を最優先にしたいと思い、次期理事は他の方にお願いしたいと思っております。
今現在、はじめに書いた通り、比較的会員年数が低い会員の皆様が理事に立候補してくれています。カールスルーエ日本語学校の会員数は30名以下ですし、私が抱えているような問題を抱えている会員の方もいらっしゃると思いますから、無理やり誰かを理事にする、ということはできる限り避けたいと思っております。もうすでに理事を何年やったからとか、というのではなく、今一度自分たちのお子さんのために、ご協力を会員の一人一人に切実にお願いします。
また前回保護者会でお伝えした通り、今年度に向けて、委員会を設置しました。これで理事会も多少業務が少なくなると思いますし、私ももちろん協力します。また、理事会の業務も添付します。在宅でできる理事の仕事、また委員の仕事もありますので、もし送り迎えができない方でも、理事として、委員として参加してくれる方がいらっしゃれば、ご連絡ください。委員については総会後に決定したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
阿部
カールスルーエ日本語学校 理事会 Homepage: jps-ka.de/ Email : jpschuleka@yahoo.co.jp ⌘